消費者金融の審査
消費者金融には借入の際、必ず審査があり、審査によって融資が出来るか出来ないか、また、融資の限度額も決定されます。
審査は氏名、生年月日、年収、勤め先、住まいなどの確認からなる社会的属性と、信用情報の照会によって行われます。
信用情報の照会とは、個人信用情報機関に消費者ローンの利用状況を確認することで、現在の他社借入状況などが審査に反映されます。
以上が審査の簡単な説明となりますが、実際の審査のしくみはもう少し複雑です。
審査の最大の目的は、貸金業規正法第13条が定めるように、顧客の貸金需要や返済能力を超えた貸付を行わないようにすることにあり、その意味で通常行われている契約審査は与信審査といわれます。
現在ほとんどの金融機関で採用されている審査方法です。
実際の審査は社会的属性と信用情報の照会を元に結果を算出し、支店長の判断によって最終的な融資額が決定されるようです。
消費者金融で採用されているのは過去の膨大なデータから一番近い属性をもつ顧客をモデルとして比較し、それを参考にして契約の可否や利用限度額を決定するというものです。
